ブログ開設と昔の話

 こうろです。完全に出来心でウン年振りにブログというものを書いてみることにしました。すぐ飽きると思いますので暫しの間お付き合いくださいね。

 ブログ……というと思い出すのは楽し恥ずかし中学生の頃です。私が初めてブログを書いたのは中学生の頃。私の通っていた色んな意味で荒れていた中学校では基本的にブログを書くのがステータスと化しており、その流れに乗るべく見様見真似で不慣れなパソコンを叩いてブログを作ったりしました。しかしまぁなんとなく恥ずかしくてほんの一部の友達にしか教えませんでしたけど。
 そこで私はキラキラ充実学生Life(笑)をブログに綴……っていました。途中までは。
 ところがまぁブログなんてものはすぐ飽きられるんですよね。皆すぐに飽きてブログなんてほっぽってプリクラに飛び込みギラギラしたネオンペンでお互いの名前やら謎の名言(仲仔、2co1、etc……)を書き込んではよく分からん謎友情ポエムの書かれた文具やらをお揃いで買うために町へ繰り出しました。しかし私はプリクラのペンで字を書くのが壊滅的に苦手+ゴミのような写真写り(緑の背景と同化したり)でプリクラそんなに好きじゃなかったですし何かをお揃いにしたがる友達もあんまり周りにいなかったです。(確か1度だけお揃いで文具を買ったことはあるけど)

……私に残ったのは、知り合いの見なくなったブログの残骸と、謎ポエムへの妙な憧れでした。

 そして私は禁忌を犯しました。

 ブ ロ グ に 謎 ポ エ ム と 謎 小 説 を 書 き 込 み 始 め た の で す

 もう当時のブログは木端微塵跡形もなく消し去りましたが昔の画像が残ってたので今チラ見してきました。

『♥ My sweet days ♥ ♥ Thank you for coming to my blog ♥ ♥ Have fun ♥(原文ママ)』

 これね、当時の私のブログの紹介文です。えげつない。中学生の私が考えうる最も高度で最も可愛い英文だったんです。習いたての英語を必死に繋げて作った謎英語文なんです。当時の私の達成感と優越感ったらない。やめてくれよそのドヤ顔。そしてあろう事か私はその謎ブログに変な恋愛小説を連載し始めたのです。まぁでも不幸中の幸いで周りにブログをやってる人はその時にはほぼいませんでしたし私のブログもそう大して他人に読まれるほどの人気も知名度もありませんでした。

 し か し 私は更に禁忌に手を伸ばします。

  中学生のこうろちゃんは折角頑張って作った謎恋愛小説(アイタタタ)を人の見ないブログに壁打ちするのは物足りなくなり当時買ってもらいたてだったケータイ(ガラケー)を手にしてネット海へサーフィンの旅に出てしまいます。戻って来てくれ。そしてあるわあるわ『貴女は○○人目の姫……』『○○さんリクの小説アップしました!』『名前変換アリ/執事/ドS』などなどと、おびただしい謎の呪文が書かれたサイトが……
 中学生のこうろちゃんは流石に見てて照れるくらいの甘々らぶらぶとした携帯恋愛小説は好かんかったので(+中学生の時はアクセス制限かかってたのでやべぇのは普通に見る事が出来なかったです)爽やか青春初恋ラブストーリーとか読んでたんですがまぁ……ホラ「私にも書けちゃうかも!!!!!」とか思っちゃったんですね。まぁ紆余曲折あり最終的には『モバスペbook』というサイトに辿り着きそこで数年間執筆活動(笑)をすることになります。ちなみにその数年間で皮肉ながら私の語彙力はメキメキ上がったと思います。普段の生活であんまり校正とかしないもんね。ちなみに当時の携帯小説は全て非公開にしたので見る事は出来ないですが今確認すると恐ろしい事に作者ページ内のデータ自体は残ってました。どれどれ。
(原文ママ)
(原文ママ)
(しつこいようですが原文ママ)


 時代と若さと勢いと恥を感じる文をいくつか抜き出してみました。この調子でなんと200ページは続く長編でした。怖ぇよ。しかもこれ地味に色んな人に読まれてたんですよね。ホラ、アクセス数とかファン(読者登録)数とか出るんですよ。地味に一定数いらっしゃったんですよ。今思うと怖すぎる。皆の記憶から抹殺したい。でもほら誰しもが持ってる黒歴史という名の過去なのかなぁ、と思います。謎の小説とかノートに書いちゃったりとか。ね。するよね。私はしたんだってば。でもあの頃の中学生のこうろちゃんが真剣そのものに書いた小説を今のこうろさんが微笑みながら晒しあげていると考えると当時の私にゴメンって言いたくなりますね。ごめんね。あなたの小説正直ツッコミどころ多すぎて面白い。でも素敵なものを残してくれてありがとう。
 誰しもが黒歴史とかなんとか言って過去に作り上げたモノを見て顔を覆いますけど当時の真剣だったその気持ちだけは否定しないであげてほしいです。なにかに必死になる、という事は素敵な事ですしいつか必ず自分の財産になりますから。
 と、まぁブログを書くにあたってぼんやりと過去の事を思い出し思い出しノスタルジーな気分になったところで今日はお開きとさせていただきます。これを見てくださったあなたも少し寝る前に昔熱中した何かを思い出してそっと微笑んでみてくださいね。おやすみなさい。いい夢を。



(ーなんか今寝たら変なコテコテ学園純愛恋愛小説の夢見そう……)

(無題)

日々のあれこれ、つれづれに。

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