夜涼みと怪盗の話

 おはようございます。昼ならこんにちは。夜ならこんばんは。こうろです。最近ブログに書く事があまりにも無さ過ぎて色々悩んだ挙句毎日の筋トレとストレッチの成果報告を書き込んでやろうかとすら思っていました。後少しでこのブログのタイトルが「✨こうろの毎日筋トレ生活✨💪💪〜響け、上腕二頭筋〜💪💪」になるところでした。あー、危なかった。
 と、まぁそんな冗談はさておき。最近暑くなりましたね!梅雨入りしたとかで夜はじめじめとした不快な暑さです。もう夏なんだなぁ……と感じますね。なんだか時の流れのはやさに最早しみじみする暇もない程です。暑いのは嫌だなぁ、と思いつつも夏ってなんだかんだ雰囲気や響きが好きなんですよね。すっと空気が冴え渡るような気持ちのいい夏の朝、蝉の声がうら寂しい夏の夕方、少し風が涼しい虫や蛙の声が響く夏の夜……とかそんな夏の情景に心がどきどきとします。これがエモい、ってやつですかね。でもやっぱり暑いのは嫌です。夏の暑さが心地いいのはせいぜい梅雨明け直後くらいで八月にでもなればその暑さに飽きて早く秋にならないかなー!とぎゃいぎゃい叫んでいる自分が想像できます。
 と、まぁそんな暑さが増す六月……私の胸を暑く……いえ、熱くさせるゲームが……ありましてね……あっ、最近の私のツイートを見ていただいている皆様はきっと「あぁ……」とやや呆れ顔で微笑んでくださっているんじゃないかなと思います。そうです。
 『怪盗夜想曲〜ファントムノクターン〜』通称『ファンノク』
……ですね!!そうなんです。今物凄く物凄くハマっています。暫くぶりにこんなに胸が熱く踊るゲームに出会えました。今やっと少し落ち着いてお話出来る精神状態にまで漕ぎ着けたので、ここで私とファンノク君との出会いの回想に移りましょうかね……(指パッチン)(静かに響くBGM)
 始まりはTwitterで『なむあみだ仏っ!』というゲームに関するツイートを見かけて「あぁ!そんなゲームあったなぁ!やってたわ!」と『なむあみだ仏っ!』に数億年ぶりにログインしたことです。で、私はアメーバのアカウントでゲームやってたのでそのままアメーバのゲーム一覧を何の気なしにザーッと見ていました。すると新しくゲーム始めるとコインが貰える!って書いてるのを見つけたので「ほ〜」と微笑みながらそっと手近なゲームをタップしたのです。……そうです。もう皆さんお分かりでしょう。それがファンノクでした。その時の私はまさか自分がここまで精神削れるくらいハマるとは思ってもいなかったのでしょう……ね!
 そしてぼんやりしながら冒頭のプロローグ的なのを見てなんとなく「怪盗」という存在について認識し、昼はカフェのマスター、夜は美人女怪盗という生活が始まりました。そしてなんかマサラタウンで3匹のポケモンから1匹選ぶがごとく並ぶ3人の怪盗達の中から「あっ、なんかこの子絶対ヘラヘラしてそうで闇抱えてる顔してるな〜ハハハ」という理由でニンジャ怪盗山吹を選択。ちなみに顔と髪型もけっこうタイプでした。(後にこの自分の観察眼の狂いの無さにより沼へ叩き落とされることになります)
 と、まぁいつもであればここいらまで読んでコインだけ貰ってさっさと退散するパターンが多かったのですが私がこのゲームに引き止められたのは「カフェシステム」でした。取り敢えず初めの10連で来た怪盗達にご飯をサービングしている内に、ある1人の方と恋人になりました。(ちなみに最初の恋人は新聞記者のエドガーさんです)ここで私は「えっ、まって、ご飯作って渡してたら顔のいい恋人が出来た……???」と動揺しました。と同時にこの「ご飯サービングしたら顔の良い彼氏ができる」という状況に私は物凄くウケました。余りにもウケすぎて画面にいる全員彼氏にしてしまおうと本編を進めレベル上げてはご飯作ってサービングしてフォーリンラブで顔の良い彼氏を増やしていきついには画面上に2人、果ては3人彼氏が同時に存在するというカオスな状況に。しかも彼氏増やす為に進めた本編のストーリーもなんだかんだ面白くて進めるのが楽しくなってきます。で、ちょうどDiscordでお話してたフォロワーさんに「このカフェの2階にいる顔の良いお兄さんどっちも彼氏なんだよねSHURABA☆」と大爆笑しながらゲームを紹介。それで2人で面白おかしくゲーム進めていたのですがフォロワーさんと「初心者クエストのためにキャラの個別スト読む」だかなんだかそんな話になって「あ、じゃあ私も山吹の個別ストーリー読んでみよ」と気軽な気持ちでお喋りしながらニンジャ怪盗山吹のストーリーを再生するのですーーー……。(この後若干虎くんの個別ストの内容に触れますのでご理解の上お読みくださいね)

 ……あの時の衝撃は今も記憶に新しいものです。フォロワー君と談笑しながら画面をタップしてのんびりニンジャ怪盗山吹のストを再生し「虎ちゃん可愛い〜」(ニンジャ怪盗山吹は怪盗やってる時以外は石川虎右衛門って名前で博打打ちやってます。同一人物だよ。)とニコニコ笑っていました。しかし、物語が虎くんの一族の話になるにつれて空気が変わります。虎くんが所属している葉陰衆には探し続けている宝がどうやらあるようです。虎くんの実の兄であるニンジャ怪盗白殺は葉陰衆頭領。そして虎くん……ニンジャ怪盗山吹はその兄と共に怪盗をやっています。そんな虎くんに主人公である女怪盗の姐さんは虎くんにそっちの使命を果たさなくてこっちで自分の手伝いをしていていいのか問いかけます。すると、虎くんは「あー…それは大丈夫っすよ。」
「白兄は強いし、手下の伊賀忍者も兄貴に惚れ込んでるから。」
「オレひとりいなくたって、大丈夫なの。」
と、曖昧に誤魔化すように微笑むのです。
 この瞬間、私は自分の観察眼の狂いの無さに震えると共に奇声をあげながら自分が沼に落ちていく感覚を痛い程に感じていました。その時通話していたフォロワー君はきっと驚いたことでしょう。つい先刻まで和やかに話していた人間が画面の向こうでガタガタと物音を立てながら「待って待ってまって待ってまってまっt」と叫びだしたのですから。自分で書きながら思ったけどめっちゃ怖いですねこの状況。
 「よく出来る兄にコンプレックスを抱きつつもそれを全面には出さず笑顔を貼り付ける弟」ーー……虎くんは『こうろ性癖事典』第1章3節に載っている文面の弟そのものだったのです。あまりの尊さと愛しさと胸の痛さに涙が出そうになります。それどころか物語を進めていくと共に虎くんが過去に自分の忍術で関係の無い人間に大怪我を負わせてしまい、そこからわざと本気を出さないよう、自分の力に制限をかけて生きていた事を知ります。もうあまりのしんどさに途中から何喋ってたのか覚えていません。しかも、しかもこの高速沼追突劇はまだ終わらないのです。虎くんのメインストのしんどさにぐずぐず言っていた私に通話中のフォロワーちゃんが一言、こう言いました。
「…今、虎くんのイベントやってるよ……?」
 その瞬間口からよく分からない声が漏れ出たことは覚えています。そして追い打ちをかけるようにもう一言聞こえてきました。
「……しかもこのイベント今日の10時までだよ」

 そしてそれから私はもう訳が分からないまま4時間ほどすれば終了する虎くんのbirthdayイベントに飛び入り参加してぎゃあぎゃあ言いながらイベストを読みました。そしてイベスト虎くんのあまりの格好よさに(虎くんの口上が響くシーン世界遺産登録すべき)泣きながらぶっ倒れその時ハッキリと少し前まで上から見下ろしていたファンノク沼に自分がどっぷりと沈んでいる事を自覚したのでした。沼から見上げた空は酷く遠く霞んで見えて自分が少し前まであそこにいた事すら信じられないほどでしたーー……。
 と、まぁ。あまりの動揺と興奮で記憶が滅茶苦茶なので若干脚色入ってる感が否めませんが大体の筋は間違ってないと思います。以上が私のファンノク君沼真っ逆さまストーリーです。今思うと本当に怒涛の流れですよね。虎くんbirthdayイベスト間に合って本当に良かったです。もうこれ私が虎くんと共にファンノク沼に落ちるの運命だったんじゃないかなとすら思える程です。すげぇよ!今もう虎くんと兄さんのしんどい関係性、例の虎くんが人を大怪我させてしまった事件に関わる幼馴染み組をこじらせにこじらせ寝る前も布団で訳の分からない考察を繰り広げ夜も7時間しか眠れない生活を繰り広げています。よく寝てますね。
 ファンノク、まだまだ始めたばかりではありますが各人の個別ストーリーを読む度に沼が仕込まれているようでどんどん好きなキャラが増えています。大変だ……。ファンノク君!!頼むからメインのピックアップガチャどんどんやってね!!メインストーリー読みたい子がいっぱいいますね!あの子もその子も欲しいよ……沼だよ……
 というわけで!今日は私とファンノク君との出会いについてお話させていただきました!もしこれを読んでファンノク興味湧いたよ、始めたよって方、すでに始めてたよ!って方、どなたでもどうぞお気軽にこうろにお話してくださいね!正直この荒ぶる感情を自分で抑えられる気がしない……のでもっと色んな方にぶつけたいですね!みんなー!ファンノクはいいぞー!(なんでこんな面白いゲームあんまり広まってないんだ!?少なくとも1億人は遊ぶべきだぞ!)


 最近は雨が続いたり気温が上がったり下がったりで体調を崩しやすい時期だと思いますので皆様どうか身体は冷やさないように、お気をつけくださいね。夏が近付くと食欲もあまり湧かなくなりますがそんな時はもう栄養バランスとかほっといて自分の食べたいものだけ選んで食べちゃいましょう。食べないよりはいいですよ!私は永遠にたまご豆腐食べてたいです。それではまた!

(無題)

日々のあれこれ、つれづれに。

0コメント

  • 1000 / 1000